-
今村塾の塾長の今村です。
公立高校入試が終わって生徒たちの結果も徐々に判明してきました。
国語が例年と比べて難しく、1時間目の科目でショックを受けて後の科目に影響が出てしまった子もいたと思います。
塾生には
「自分が難しいと感じたら同じ高校を受けることも同じように感じているから気にしないように!!」
と事前に伝えていますが、実際に例年と比べて難しいと気持ちを落ち着かせるのは難しいものです。
塾生全員が第一志望の高校に合格していることを願っています。
さて、各科目をじっくりと見る時間がようやくできたので、平均点を予想してみたいと思います。
「国語」・・・11点~12点の間
国語は例年と比べて難しくなりました。
私が20年以上、塾で指導してきた愛知県の公立高校入試の国語の問題では中学生にとって一番点数が取りにくいと感じました。
特に大問1の難しい言葉が多く、子供たちには読みにくく感じたと思います。
難関校を目指す場合、大問1の出来が合否に大きく関わるでしょう。
塾生たちも過去問や予想問題で演習をしていましたが、その時よりも3点くらい点数が取れていない状況です。
昨年の平均点より3点~4点ほど平均点が低くなりそうです。
平均点が11点台になると22点満点になってからは過去最低の平均点となります。
「数学」・・・13点前後
マークシート方式になって最初の入試となった昨年が過去最高に易しい数学(平均点15.2点)であったため、それに比べると平均点は2点ほど下がるくらいの難易度でした。
それでも5年ほど前の入試に比べると明らかに解きやすくなっているため、数学が得意な生徒は16点以上が取りたいところです。
大問3の図形の問題は例年以上に「時間内に気づきにくい」問題だったので、思い切って捨てるというのが正解だったでしょう。
大問1の10問が色々な単元から出題されており、ここで間違えると差がつきそうですね。
来年以降に受験する数学が苦手な生徒も全問正解できるように練習できるとよいです。
「社会」・・・13点前後
社会は昨年の入試がとても難しかったため、「マークシート方式になって、このまま難しくしていくのか?」注目していましたが、昨年よりも易しくなりました。前年比+2点くらいとなりそうです。
問題形式も公民が1題増えて、一昨年と同じような形になりました。
昨年のような難しい資料の考察問題がなくなり、教科書に出てくるような資料を使った問題が多かったため、点数が取りやすくなっていました。
歴史分野・公民分野は対策がしやすいので、なるべくこの2つの単元は点数を落としたくないですね。
また、「資料を正確に読み解く力」は入試までに身につけてほしいです。
「理科」・・・11点~12点
理科は昨年と比べてやや難しくなった印象です。
浮力の問題は理科を苦手としている生徒には難しく感じたでしょう。
火山の分野の出題は昨年の出題傾向から予想されましたが、正確な知識を身につけていれば問題なくできたと思います。
色々な実験が出題され、組み合わせて出題された問題もありましたが、どの単元も教科書に出てきた実験が多く、教科書レベルの実験を確実に理解していることが重要です。
「英語」・・・13点~14点
英語は平均点を予想すると昨年よりは上がっていますが、英語が得意な子は高得点(満点も)が取りやすく、苦手な子は平均点を大きく下回るような結果がでやすいような問題でした。
英語が素早く読める子にとっては簡単な問題でも英文を読むのが苦手な子は、なかなか正答にたどりつかないようになっています。長文を速く正確に訳せるように練習をしておきたいですね。
リスニングが聞けないので正確には分かりませんが、今年のリスニングはそれほど難しくなかったようです。
-
2024年11月21日
現在の入塾受付状況
2024年11月21日
現在の入塾受付状況 -
2024年11月1日
中学生の国語の古文テスト対策
2024年11月1日
中学生の国語の古文テスト対策 -
2024年10月8日
授業回数調整休みのお知らせ
2024年10月8日
授業回数調整休みのお知らせ -
2024年10月7日
期末テストへ向けて意識すること
2024年10月7日
期末テストへ向けて意識すること -
2024年8月27日
年間の授業回数調整休みのご案内
2024年8月27日
年間の授業回数調整休みのご案内 -
2024年8月22日
2学期中間テストに向けて中学1年生が勉強すべきこと
2024年8月22日
2学期中間テストに向けて中学1年生が勉強すべきこと -
2024年8月6日
お盆休みのお知らせ
2024年8月6日
お盆休みのお知らせ -
2024年8月1日
夏休みは復習!
2024年8月1日
夏休みは復習!
Copyright 2024 今村塾 All right reserved.