-
愛知県教育委員会から2023年2月に実施された愛知県公立高校入試の平均点が発表されました。
いつもは6月ごろに発表されていたと思いますが、入試が早くなった分、早めの発表となりました。
では平均点を各科目で見ていきます。
(この平均点は受験者全員の平均点です)
英語・・・12.7点(22点満点)
この数年間と比較すると平均点がやや高くなりました。
これは全問マークシート式になったことで「英単語の綴りのミスが減ったこと」や「難しいとされていた英作文の問題の変化」によって高くなったかもしれません。
求められる力は変わっていないので、対策は今までと大きな違いはなかったと思います。
数学・・・15.2点(22点満点)
マークシート式に変化したことで一番大きな変化となったのが数学です。
事前の予想通り、マークシート式による計算ミス(ケアレスミス)の減少や問題の易化により、大幅な平均点アップとなりました。
前年比で3点以上の平均点アップとなり、今までの入試の中でも一番易しい数学だったと思います。
ここまで平均点が高いと2024年入試では「問題傾向の変化」「難易度アップ」などの変化が予想されます。前回、数学が簡単だったから次回もそうなるわけではありませんので中学3年生は要注意です。
国語・・・14.8点(22点満点)
国語は例年と変わらないくらいの平均点でした。
漢字などの出題形式が簡単になった割に平均点が変わらなかったので、問題の難易度は少し上がっていて、解きにくい問題が多かった結果だと思います。
基本的に国語の傾向は大きく変わらないと思いますので、次回の入試も同様の難易度が予想されます。
理科・・・12.3点(22点満点)
理科はここ数年で平均点が一番高くなりました。
愛知県公立高校入試の理科は4~5年前まで、5科目の中でも一番平均点が低く、難問も多く出題される傾向にありました。
マークシート式による変化というよりも全体的に問題が解きやすくなったために平均点が上がったと考えられます。
また、今回出題がなかった単元は来年度入試に出題される可能性が高くなりました。
「地震・地層・火山」
「光・音」
「ヒトの体」
などは次回の入試で大問で出題されるかもしれません。
社会・・・11.5点(22点満点)
社会は今回の入試で唯一、明らかに難易度が上がった科目です。
ここ数年で一番平均点が低くなりました。
もともと愛知県の公立高校入試の社会は記述する問題が少なく、マークシート式になることによる影響が一番少ないと予想されていました。
ところが出題傾向が新しくなり、様々な知識を活用して問題を解いていかなければ正答にたどり着かない問題が増えたため、平均点が大きく下がりました。
単純な用語の暗記では解けない問題が増えているため、入試に向けての勉強では注意が必要です。
公立高校入試では色々な資料をしっかり読み取り、考えて答える問題が増えていきます。
このことを意識して勉強しましょう。
愛知県美浜町の個別指導の塾 今村塾
-
2024年11月21日
現在の入塾受付状況
2024年11月21日
現在の入塾受付状況 -
2024年11月1日
中学生の国語の古文テスト対策
2024年11月1日
中学生の国語の古文テスト対策 -
2024年10月8日
授業回数調整休みのお知らせ
2024年10月8日
授業回数調整休みのお知らせ -
2024年10月7日
期末テストへ向けて意識すること
2024年10月7日
期末テストへ向けて意識すること -
2024年8月27日
年間の授業回数調整休みのご案内
2024年8月27日
年間の授業回数調整休みのご案内 -
2024年8月22日
2学期中間テストに向けて中学1年生が勉強すべきこと
2024年8月22日
2学期中間テストに向けて中学1年生が勉強すべきこと -
2024年8月6日
お盆休みのお知らせ
2024年8月6日
お盆休みのお知らせ -
2024年8月1日
夏休みは復習!
2024年8月1日
夏休みは復習!
Copyright 2024 今村塾 All right reserved.