愛知県美浜町の個別指導の塾、今村塾です。
2学期の中間テストが目前に迫ってきました。

今回のテストで国語の文法がテスト範囲になっている学校があります。
近年の傾向では、1学期に文法の単元がテスト範囲になることが少なく、2学期から本格的に文法の勉強が始まります。

中学1年生・・・単語、文節
中学2年生・・・品詞（体言・用言など）全般のこと
中学3年生・・・１、２年生のまとめ

がテスト範囲になっていました。
国語のテストは主に

・教科書の文章の読解問題
・漢字
・文法

で構成されています。
教科書の読解と漢字は毎回テストに出ますが、文法は習った時だけ出題されます。

実はこの中で子供が一番やりたがらないのは「文法」です。
子供たちにとって文法は

「難しいもの」
「勉強しづらいもの」
「感覚で答えを出すもの」

になっています。
実際にテストの結果を見ても文法の問題だけ×が目立つ生徒もいます。
テスト前に文法の学習状況を見てみると、ほとんど勉強ができていない生徒が多いです。その理由は


「学校の授業を聞いても分からなかった」


ということが一番の理由です。
学校の先生にもよりますが、文法の授業に時間をかける先生は少ないのが現実です。
（授業時間が少ないので、学校の先生方も大変ですが・・・）
文法の説明だけして、あとは問題集を自主的にやらせるという授業が多いです。
これでは理解をすることは難しいのです。
今回は特に中学２年生で解説が必要な生徒が多かったです。

「連体詞の見分け方」
「副詞って何？」

など、子どもだけでは解決できないことも多かったです。

文法は時間がかかりますが、きちんと理解できて、暗記すべきものを暗記すれば難しいものではありません。
塾では文法が苦手な生徒には解説をして、十分な問題を解かせます。
もちろん英語や数学が分からないという生徒が多いので、そちらに時間がとられますが、国語の文法にも時間をかけたいところです。

ご家庭で文法の勉強をする時は、手を抜かずに問題集を繰り返し解くことを徹底してください。
その時、

「なぜその答えになるのかをしっかり解説を読む」

ことが重要です。解説を読んでも分からないところがでてきますが、そんな時は学校の先生に必ずその答えになる理由を聞いてください。
（塾に通っている生徒の皆さんはきちんと解説します）


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