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前回、4月からの中学校の英語の教科書がどのように変わるかを書きました。
「英語についてはこちらをご覧ください」
今回は「数学」がどのように変わるかを書いていきます。
英語は大幅に変化しましたが、数学は学習内容が増加することはありますが、それほど劇的な変化にはなっていません。
まず、今回の学習指導要領の改訂により、どのような学習を目指すかというと
「日常生活や社会の事象を数理的にとらえ、数学的に処理をして問題解決をすること(解決方法を考えること)」
「数学の事象について統合的・発展的に考え、問題を解決する」
という2つの過程を重視するということが記載されています。
とても難しい表現ですね。
具体的には「複数の資料やグラフを比較すること」「理由や方法を説明すること」が以前よりも問題として扱うことが増えることになります。
以上のことから新しい教科書で学習する内容が増えるのが「資料・データの活用」という単元で増えます。
現在は中学1年生で「資料の活用」、中学2年生で「確率」を学習し、主に数値を扱う単元となりますが、新しい教科書では以下の内容が追加されます。
・中学1年生
「素数の積(中3から移行)」「累積度数」「統計的確率(中2から移行)」
※中学1年生で学習していた「誤差・近似値」「有効数字」の内容は3年生に移行
※統計的確率以外の確率は2年生のまま
・中学2年生
「四分位範囲」「箱ひげ図」
これらは今まで、高校の数学Aで学習をしていた内容です。
資料やデータの読み取りに必要な学習内容が多いですね。
「四分位範囲」や「箱ひげ図」は日常生活では「株価の1日の変化」を表すものとして利用されているので、見たことがある方もいらっしゃるでしょう。
これが今回の主な変更点です。
逆にいえば、「計算」「方程式」「関数」「図形」の単元は今までの教科書と比べて大きな変化はありません。
英語と比べると少しの変化となりそうです。
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